ちゃーりーはかめのぶろぐ

人生はエビフライ♪

ロックな書物

火花

文藝春秋は、『蛇にピアス』 のときに次ぐ部数だったそうで 私も単行本買わずに文藝春秋で読みました (だって安いしインタビューとかもあるし、得なんだもん…^^;) 作者がお笑い芸人であることは知っていますが ネタは全く聞いたことありませんので 面白…

はだしのゲン

<はだしのゲン>松江市教委、貸し出し禁止要請「描写過激」 というニュースは記憶に新しいような気がするけれど 実はもうかれこれ2年前 かなり物議を醸しましたが そもそもこの漫画をちゃんと読んだことがある人は どれくらいいるんでしょうかね?? 私は小…

家畜人ヤプー

『家畜人ヤプー』/ 沼正三 (1956年~) この作品をSM的SF小説と評価するか SF的SM小説と評価するかと言えば そりゃぁもちろん「SF的SM小説」であります ここでいうSMとはかなり広義の表現と言うべきで 正確に言えば、「SFもどきスカトロ・マゾ小説」 でしょ…

防衛ビジネス 反転の兆し → サイボーグ009 第3巻

サイボーグ009を知らない人はいないと思いますが この漫画に込められた深いテーマは ややおいてきぼりにされている感がなきにしもあらずかな?と… 001から009の9人のサイボーグたちは 武器の開発・製造・販売を一手に、しかも大規模に行う いわば「死の商人…

『砂糖菓子が壊れるとき』 ~ 『遠ざかる足音』

近年は、保守系メディアの論客として気を吐き 毒舌(毒筆)で物議を醸すことの多い曾野綾子氏の 秀作を二つばかり 『砂糖菓子が壊れるとき』(1966年) これは、映画化もされた氏の代表作の一つ マリリン・モンローを題材にとり 突然大スターに上り詰めてし…

歌うクジラ

今頃読みました^^; ご存じのように、これって雑誌に連載された後 単行本とEブックで刊行されて Eブックの方は ipad 限定でしかも坂本龍一の音楽つきで 音楽と連動してグラフィックが動くとかで話題になって いかにも新し物好きの村上龍らしいなぁ…と …

かもめのジョナサン、40年経て完成版 五木寛之さん訳

かもめのジョナサン、40年経て完成版 五木寛之さん訳 これは読まないとね! 朝日新聞デジタル 6月27日(金)7時46分配信 世界的ブームになった米国の小説「かもめのジョナサン」の「完成版」が、40年の時を経て出版される。作者リチャード・バック(78…

火の鳥 ~ クラウド アトラス

手塚治虫の代表作一つとして知られる 『火の鳥』 手塚治虫本人もライフワークとして位置づけ 生命というテーマに果敢に取り組みました ご存じの通り 手塚治虫には未完の大作が数多くあります 『火の鳥』も一般的にはその一つに数えられていますが それは必…

パラノイア・スター ~ 終戦のエンペラー

『パラノイア・スター』 / 丸尾 末広 1986年1月31日・河出書房新書 1986年というと、丸尾末広が一番ノッていた頃で 劇団(東京グランギニョル)のメンバーとして 積極的に活躍したりもしていた時期とも重なっています 卑屈なナショナリズムと陳腐な美意識 …

マッチ売りの少女 ~ 金閣寺

『マッチ売りの少女』 文・野坂昭如+絵・米倉斉加年=大人の絵草子 (1977年) 米倉斉加年の絵本初作品ですが、実際に6年間お蔵入りの後に出版されたというもの。さすがに後の洗練された筆致には及ばないものの、画風は完全に確立されております。タイトル…

姉飼

姉飼 / 遠藤 徹 (平成15年11月30日) この作品は本当は夏祭りの時期に読むといいのですが 今年の夏は暑すぎて、ちょっと触れたくなかったのです^^; 第10回日本ホラー小説大賞受賞作! すごい!? その大賞にどんだけの価値があるのかよう知らんけど… これ…

オウム事件 17年目の告白

オウム事件 17年目の告白 / 上祐史浩(著)、有田芳生(検証) (2012年12月17日) 第一章: 地下鉄サリン事件直後 第二章 オウム入信と麻原への帰依 第三章 オウム犯罪の原点?暴走の始まり 第四章 教団武装化?大量破壊兵器の製造実験 第五章 麻原の高弟たちと教…

精神安定剤

精神安定剤 / イワモトケンチ これのどこが精神安定剤なんだろう? っと今までずーっと疑問に思ってたんですが… やっと分かった!! これは読者の精神を安定させるんじゃなくって これを書くことによって作者の精神が安定するんだ! ってことが

ひなちゃん VS ののちゃん

ひなちゃんは、産経新聞連載中の漫画、『ひなちゃんの日常』の主人公 歳は3~4歳といったところで、幼稚園の年少組と思われます 俗によく言われるところの最もかわいい時期ですね^^ 言葉遣いはなんだかヘンテコリンで、性格は絶対あり得ないくらい常識的…

もう一回、『半島を出よ』

2月4日の日経新聞に掲載されていた、田中均氏の小論文は、極めて興味深い内容でした。 お題は「日米関係再構築」で、読まれた方も多いと思います。田中均氏と言えば、あの電撃的日朝首脳会談実現の立役者として一躍有名になった人ですね。論文の内容も、よ…

ススムちゃん大ショック

「ハーグ条約」 日本はG8唯一の未加盟国 親子の絆ってなんだろう? って時々考えてしまうことがあります… ススムちゃん大ショック / 永井豪 (1971年) 「ススムちゃん大ショック」は永井豪の傑作短編 ある日突然親子の絆がぷつっとなくなってしまったら…?…

保護鳥

1歳はや適齢期? 1羽のトキ、「生殖羽」に変化 'Nipponia nippon' ってトキの学名だというのは誰でも知っていますね でも外国人に突然、「ニッポンはどうですか?」 と尋ねられたら、なんのことだか、まず分かりません… 保護鳥/小松左京 「保護鳥」は小松…

地獄の道化師 ~ 心理試験

江戸川乱歩の少年探偵団シリーズを、少年/少女時代に むさぼるように読んだ!という方は少なくないと思います 私も、それこそ寝食を忘れて夢中になって読んだ記憶があります あのシリーズってうわべは少年探偵団シリーズとなっていますが 実際には、名探偵…

江戸昭和競作 「無惨絵」 英名二十八衆句

江戸時代末期の いわゆる「血みどろ絵/無惨絵」の大家である 二人の絵師、落合芳幾と月岡芳年の競作である スプラッター浮世絵集『英名二十八衆句』を 昭和を代表する二人のスラッター絵師 丸尾末廣と花輪和一が昭和最後の年に復活させた 忌まわしき競作画…

ロッキング・オン 12月号

例の2007年のツェッペリン再結成ライブの3週間前に行われたという ジミー・ペイジとジョン・ポール・ジョーンズのインタビューが面白です! とくにジョン・ポール・ジョーンズのはめっちゃおもろい いとおかし

かのん

カノンとジーグ ニ長調 / J.パッヘルベル ひらがなで「かのん」と書くと とても優しい雰囲気になりますね♪ カノンは、基準や規範を意味するギリシャ語を語源とするそうですが この曲からは秩序と平穏のようなものを感じます 私は残念ながらバイオリンは弾け…

また買っちゃった!^^;

結成50周年記念の一環ということで また買っちゃいました^^; 今度は写真集… 記念シングルも買って… ストーンズ・バーも買って… 売り手の思うツボにはまっているのです でもいいんです 楽しいから 中見たいですか?? 見せてあ~げない(笑) 10代・…