ちゃーりーはかめのぶろぐ

人生はエビフライ♪

ブギーナイツ

 
※この記事は、2012/2/10(金) 午後 10:44の記事の再投稿です
 
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ブギーナイツ
(1997年、アメリカ映画)
(原題:Boogie Nights)
 
 
ち○ち○がデカいこと以外に取り柄のない少年がポルノ映画の監督に見出されてポルノ映画に出演し、NO.1ポルノ・スターに上り詰めるものの、自己の慢心から道を踏み誤った上にドラッグに溺れて落ちぶれ、犯罪に巻き込まれてどん底へ…。でも謙虚な心を取り戻し友情にも支えられて再起する。
で、めでたしめでたし…??
 
しょうもないお話。もしアメリカン・ドリームやら「一つのことをやり抜けば必ず道は開ける」という教訓を込めたなんて言われたら片腹痛いし、ポルノ版 『アメリカの夜』 だなんて笑止!
 
ところがどっこい、これが面白いんだなぁ。テンポの良い展開は2時間半飽きさせずに見せるし。強力な布陣が脇をがっちり固めてちゃかす隙を与えないんです!実際に相当な辛酸を舐めたバート・レイノルズは、「あれ?この人こんないい俳優だっけ?」と思わせるほど深みのある名演を見せ、演技派ジュリアン・ムーアも場違いなくらいの熱演で鑑賞者を真面目にさせます。そして怪優フィリップ・シーモア・ホフマンのあまりにもはまりすぎの怪演!
 
名作とは言えないけれど、単なる娯楽映画でもない不思議な1本です。
でも枝葉のエピソードにはちょっとひいてしまうものも…。
特に強盗が盗みそこなった金は…そりゃねぇだろう!と。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この映画のモデルと言われているジョン・ホームズはAIDSで亡くなった最初のポルノ・スターということで有名ですが、残念ながら私はホームズの出演作を1本も見ていません。見たことがある方おられましたら是非感想を聞かせてくださいな!