ドラム・レッスン課題曲(20):デトロイト・ロック・シティ
Detroit Rock City / KISS (1976年)
キッスのオリジナル・ドラマー
ピーター・クリスは決してテクニシャンではない
でも決して下手なドラマーではないし
いいドラマーだと私は思います
もちろん私は筋金入りのキッス・ファンなので
ものすごーくひいき目で見てますけどね(笑)
まぁそれはさておいて
ピーターはキッスのメンバーの中では
一番ロックン・ローラーだったんだと思います
恐らくビートルズやローリング・ストーンズを死ぬほど聴いて
プロのミュージシャンを目指して努力していたところ
ブレイクしたのが残念ながら(笑?)キッスでだったと…
でも、ピーター自身が思っているよりもずーっとずーっと
彼のプレイ・スタイルは当時のキッスには
よく合っていたことは間違いないし
実際キッスの音楽のベースは割と泥臭くて
オーソドックスなハードロックでした
このデトロイト・ロック・シティも
そのベースに独特のポップセンスが加えられたことに
よって生まれた歴史的な名曲でしょう
この曲のドラミングのポイントは
全般における弾むようなバスドラのふたつ打ちに尽きるでしょう
そしてもう一つ大切なのは「間」
後任のドラマー達は、この「間」に我慢できずに
ついつい余計に手数を増やしてしまって
本来のノリを維持できずに苦しんだようですね♪
はい、それでは始めましょう!♪