ちゃーりーはかめのぶろぐ

人生はエビフライ♪

熱いネズミ

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Hot Rats / Frank Zappa (1969年)
 
1.Peaches en Regalia 2.Willie the Pimp 3.Son of Mr. Green Genes
4.Little Umbrellas 5.The Gumbo Variations 6.It Must Be a Camel 
 

私がフランク・ザッパを聴くようになったきっかけは、テリー・ボジオスティーヴ・ヴァイなど、ザッパ・バンドを卒業した凄腕ミュージシャン達を通じてです。初めて買ったザッパのアルバムは『奴らか?俺たちか?』(1984年)という作品で、ブレイクする前のスティーヴ・ヴァイが大活躍しているのですが、私はこれですっかりザッパにはまってしまったのです。で、ザッパのアルバムを全部集めようと改めてレコード屋さんに出かけたところ、なんと!?当時ザッパの旧譜はほとんど全て廃盤の憂き目にあっていたのです!それからというもの、ザッパのアルバムを探し求めて中古レコード屋さんと輸入盤屋さんをさまよい歩く辛い日々が続いたのでありますよ…。ところが、そうこうしているうちにオールド・マスターズなるボックス・セット・シリーズがポコポコポコと発売され、以外とあっけなく、ほぼ全タイトルを手に入れることが出来ました。

さて、数あるザッパの傑作、名作のなかでもひときわ輝いているのがこのアルバム『ホット・ラッツ』であります。いわゆるジャズ・ロックの名作とされていますが、これこそがザッパ・ミュージックなのであります。『マイルスを聴け!』という本に、マイルス・デイビスの音楽はジャズではなく、マイルス・デイビスというジャンルである、というような意味の記述がありましたが、まさにそれと同じような意味でフランク・ザッパはひとつのジャンルなのです。
 
 
ザッパは旧譜をCD化する際にほぼ全てのアルバムに大幅に手を加えましたが、この『ホット・ラッツ』アルバムにも非常に大胆なリマスタリング等が行われており、アナログ盤とCDとでは全く違う作品と言っても過言ではないでしょう! LP持ってる方もCD買って絶対損しませんよ~♪
 
本作は、マザーズではなく、フランク・ザッパのソロ・アルバムとしては2枚目で、M2を除いて全曲インストです。その唯一の歌物でヴォーカルをとっているのはザッパの盟友とも言われているキャプテン・ビーフハート
 
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Frank Zappa : electric guitar, percussion, octave bass
Ian Underwood : organ, clarinet, flute, piano, saxophone
Max Bennett : bass on all tracks except "Peaches en Regalia"
Captain Beefheart : vocals on "Willie the Pimp"
John Guerin : drums on "Willie the Pimp", "Little Umbrellas" and "It Must Be a Camel"
Don "Sugarcane" Harris : violin on "Willie the Pimp" and "The Gumbo Variations"
Paul Humphrey ? drums on "Son of Mr. Green Genes" and "The Gumbo Variations"
Shuggie Otis : bass on "Peaches en Regalia"
Jean-Luc Ponty : violin on "It Must Be a Camel"
Ron Selico : drums on "Peaches en Regalia"