ドラム・レッスン課題曲（10）： 爪爪爪

 

爪爪爪 / マキシマム ザ ホルモン　（2008年）

 

ロック界は今でもまだまだ男社会であります
しかもいぜんとして男尊女卑的傾向は根強く残っており
女性のロック・バンド、ロッカーは極めて少ないし
ましてや女性のドラマーとなると稀と言ってもいいくらい…

 

マキシマム ザ ホルモンは、どちらかと言えば
というか大変に男くさくて肉体派の4人組ですが
紅一点がドラマーという珍しい構成です（他にもないことはないが…）
実をいうと私はこのバンドのドラマーが女性であることを知らずに
しばらく聴いておりまして、その事実を知ってかなりびっくり(！)しました

 

女性ドラマーの最大のネックはスタミナだと思います
どんなに鍛えても、やはり男とは筋肉のつき方が違うのでしょうか…？
レコードではなんとかなっても、ライブではどうしても後半はバテてきます
その点においてはホルモンも恐らく例外ではなく、適時休憩を入れたりしてます

 

でも、ドラマーのナヲ氏はそのネックを克服すべく色々考えているようです
余分なフィルインなどは入れずにシンプルなプレイに徹するように努めつつ
しっかりとメリハリをつけて、よりタイトにパワフルに響くように工夫しています
また、セットは必要最小限に抑え無理せずにまわせるようになっておりますね

 

ポイントは、手首足首のスナップを十分きかせ
かえり（リバウンド）を最大限に利用して軽やかに！
速くて激しい曲ですが、叩き終わっても疲れてなければＯＫ（？）

 

 

はい、それでは始めましょう♪