クロスファイアー・ハリケーン
監督:ブレット・モーゲン 製作 ミック・ジャガー
製作総指揮:マーティン・スコセッシ キース・リチャーズ チャーリー・ワッツ ロン・ウッド
編集:スチュアート・レビ コナー・オニール
出演:ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、チャーリー・ワッツ、ロン・ウッド
ビル・ワイマン、ミック・テイラー、(ブライアン・ジョーンズ)
製作総指揮:マーティン・スコセッシ キース・リチャーズ チャーリー・ワッツ ロン・ウッド
編集:スチュアート・レビ コナー・オニール
出演:ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、チャーリー・ワッツ、ロン・ウッド
ビル・ワイマン、ミック・テイラー、(ブライアン・ジョーンズ)
劇場公開は見逃した、というか本当は行く気はなかったので、ブルー・レイを購入して観ました。
結論:これ面白い!!
観る前は、「大体50周年記念で上映時間110分てどうなんだろう??」、と相当にいぶかしんでいたのですが、なんとこの映画の本編は81年のツアーの映像(映画の一部)で終わっちゃうのだ!
『25×5』がスティール・ホイールズ(1989年)までをみっちり網羅しているのに、それより短いのだ!
『25×5』がスティール・ホイールズ(1989年)までをみっちり網羅しているのに、それより短いのだ!
映画の大半は過去過去のお庫出し映像とレア音源、そして現在のメンバーのインタビューで構成されているのですが、現在のインタビュイーの顔が出てこずに、映像に音声がかぶせてあるので、その分時間が節約できています。しかもアルバムの紹介や記録の記述なども全て省いてあるので、映像と音声に完全に集中できます! ただ、現メンバーのインタビューのときに、テロップもなんにも出ないので、たまに誰が喋ってるのかよくわかんないときがありますけどね…^^;
みどころは大きく分けて二つあります。
ブライアンはブルースとR&Bを心から愛していて、それを再現・伝達することを目的としていたわけで
ストーンズがブレイクした時点で、当初の目的は達成されてしまったんでしょう。
で、楽器の演奏はうまいけれど自分では曲を作れないし、やることはなくなっちゃったと…。
ストーンズがブレイクした時点で、当初の目的は達成されてしまったんでしょう。
で、楽器の演奏はうまいけれど自分では曲を作れないし、やることはなくなっちゃったと…。
また、イアン・スチュワートを追い出し、ブライアンにはさっさと見切りをつけて、ストーンズのイメージをしっかり固め、ジャガー&リチャーズのコンポーザーとしての能力を見抜いた初期マネージャーのアンドリュー・ルーグ・オールダムは偉かったのだと思います!
もう一つの見どころは、ストーンズが本当にやばい奴らになっていく過程。
初めて逮捕された頃は、ただイメージに乗っかって悪ぶっていただけなのですが、世間に叩かれマスコミにいじめられけなされ罵倒されていく中で心を閉ざし、開き直り、「だったら本気で悪になってやるよ!」っと姿勢を180度変えるところでしょう。その結果がこの映画のタイトルに歌詞が使われている「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」というわけ。特典映像の中で監督も言っていますが、80年代、90年代以降のストーンズしか知らない若い世代には、この辺りは相当ショッキングに映るのかもしれませんね…。
初めて逮捕された頃は、ただイメージに乗っかって悪ぶっていただけなのですが、世間に叩かれマスコミにいじめられけなされ罵倒されていく中で心を閉ざし、開き直り、「だったら本気で悪になってやるよ!」っと姿勢を180度変えるところでしょう。その結果がこの映画のタイトルに歌詞が使われている「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」というわけ。特典映像の中で監督も言っていますが、80年代、90年代以降のストーンズしか知らない若い世代には、この辺りは相当ショッキングに映るのかもしれませんね…。
そういう人たちが81年のツアーで世界中で受け入れらるようになったところで映画は終わると…。
正直言って、私は最近、ファンになって初めてストーンズに対する興味が薄れ始めていたのですが
この映画のおかげでまたまたこのバンドに惚れ直してしまいましたのよ♪
この映画のおかげでまたまたこのバンドに惚れ直してしまいましたのよ♪