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人生はエビフライ♪

ジョージ・ハリスン / リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド

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ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』
George Harrison: Living in the Material World) 2011年・アメリ
 
製作:オリヴィア・ハリスン、ナイジェル・シンクレア、マーティン・スコセッシ
製作総指揮:マーガレット・ボッド 撮影:ロバート・リチャードソン 編集:デヴィッド・テデスキ

 
当時の背景やいきさつをよく知らなで観ると分からないところが多いと思うので
ジョージ・ハリスンのビギナーにお勧めするべき映画ではないと思います
しかし、ジョージ・ハリスンという人の人となりを良い面も悪い面も含めて
あますところなく伝えている優れた伝記映画となっており
この作品からジョージ・ハリスンの世界に入っていくというのも
充分ありではないかと私は思います
 
しかもただの伝記にとどまらず、1本の音楽映画としても
極めて優れていて、さすがスコセッシ! やるな~♪
この監督はホントに音楽が…ロックが好きなんだね~^^
 
第一部は本人の誕生からビートルズ時代まで
第二部はビートルズ後、の二部構成で
トータル3時間半におよぶ長尺ながらも全く飽きさせません
密度濃いので一気に観ると疲れますけどね^^;

ポール・マッカートニーリンゴ・スターはもちろんのこと
エリック・クラプトンやパティ・ボイドまで登場し
ほとんど包み隠さず真実(多分)を生き生きとと語っており
こういった生の言葉をあっさり(?)引き出したのは
やっぱりスコセッシの力量なのでしょうか!?
特にエリック・クラプトンのあまりにも正直な多くの発言は感動ものです!
もっとも、友情と愛というのはいわば今のクラプトンにとっては全てなのかも知れません
 
最後にリンゴ・スターがちょっと涙を見せたりしますが
よくありがちなお涙頂戴映画にはなっていないところも好感が持てます♪ 
(でも泣けるんだけど…)
 
 

100点満点で98点!
2点減点の理由はオノヨーコがうざいから
ださなきゃいいのに…
まぁそういうわけにもいかないんだろうけどさぁ…