ちゃーりーはかめのぶろぐ

人生はエビフライ♪

感激!偉大なるライヴ


『感激!偉大なるライヴ』
このアルバムがリリースされたときの邦題です
素晴らしい邦題だと思いますが、評判悪かったみたいで
今はカタカナで 『ラヴ・ユー・ライブ』
なんか味気な~い
 
イメージ 1
 
Love You Live / Rolling Stones (1977年)
 
:1. Intro: Excerpt From 'Fanfare For The Common Man' 2. Honky Tonk Women 
3. If You Can't Rock Me/Get Off Of My Cloud 4. Happy 5. Hot Stuff 6. Star Star
: 1. Tumbling Dice 2. Fingerprint File 3. You Gotta Move 4. You Can't Always Get What You Want 
:1. Mannish Boy 2. Crackin' Up 3. Little Red Rooster 4. Around And Around
:1. It's Only Rock 'N Roll 2. Brown Sugar 3. Jumpin' Jack Flash 4. Sympathy For The Devil 
 
 
とにかくオープニングが最高にかっこいいのである。アフリカン・ビートと大歓声の上に庶民のファンファーレがかぶさり、間髪を入れずにかったるーいバンド紹介とそれに続くこれまたどうしようもなくかったるい「ホンキイトンク・ウィメン」のイントロ! そしてどーしよーもなく粘っこいヴォーカル!これこれ!これがたまんなくかっこいいのです!嫌いな人には絶対に受け入れられないだろうけど、これこそがローリング・ストーンズというバンドの典型的な一面なのです。男根型の巨大な風船がステージに登場したのもこの頃だっけか?
 
本作は、LPのC面(いわゆるエルモカンボ・サイド)がよく取り沙汰されていますが、私はこの面があまり好きではありませんでした。この面が好きでないというよりも、通して聴くとどうしてもここだけ浮いてしまって(違和感があって)レコードを聴くときはC面は飛ばしてましたし、カセット・テープにはB面からD面につながるようにダビングしてました。でも今聴くと、最近のライヴの途中でよくやってる小さなセンター・ステージでの演奏のようなノリで、あまり違和感はなくなりましたね。もちろんここだけ単独で聴くのは大好きです♪
 
A面、B面のいかれポンチぶり(特にハッピーとか)も最高なのですが、個人的に一番好きなのはD面です!
「イッツ・オンリー・ロックンロール」、「ブラウン・シュガー」、「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」ときて、ラストの「悪魔を憐れむ歌」の異様な盛り上がりはすごい! 『ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト』で聴かれる、ミックテイラーの流麗なギターを中心にしたタイトな演奏とは全く別の曲のように演奏されており、この辺がこのバンドの奥の深いところです♪チャーリー・ワッツのドラムのスタイルはこのアルバム頃を境に若干変化しますね。
 
 
 
 
ローリング・ストーンズが大嫌いな私の従姉は
このかっちょいいアンディ・ウォーホールのアート・ワークによる
アルバム・ジャケットを見ただけで「オエッ」てなるそうです(笑)