ちゃーりーはかめのぶろぐ

人生はエビフライ♪

ツイン・リード・ギター

 
ロックという音楽は
そもそもエレキ・ギターがなければ始まらないわけです
もちろんギタリストがいなくても
素晴らしいバンドはありますが
それは例外中の例外であって
基本はギター・バンドなわけです
 
そういうわけで
いつの時代でも
バンドを組もうとすると
ギタリストばっかりいっぱいいて
困るわけです
 
そういったギタリストの需給の実情のなか
ツイン・ギター・・バンド
特にツイン・リード・ギターとなると
極めて倍率が高いはずなのに
これ!といったのは少ない
というのは
ギタリストはもともとエゴのかたまりが多いので
俺が俺がになりがちで
上手に人と一緒にできないんですね
 
だから
優れたツイン・リード・ギターのバンドは少ない
あっても短命というのが圧倒的
それぞれが個性を発揮しつつ
しっかりアンサンブルを維持できている
というのは実は少ない!
 
 
イメージ 1
 
Wanted man / Ratt
1984年)
 
 
このラットというバンドもわけのわからないバンドで
ティーヴン・パーシーという極めて個性的なヴォーカリスと二人のリード・ギタリストが
看板なのであって、リスナーもそれ以上は期待してないのに
カッコつけて、勝手にぽしゃってしまいました^^:
でもこの曲のスリリングなツイン・リードは半端なくかっこいい!!
 
 
 
イメージ 2
 
Don't Tell Me You Love Me
/ Night Ranger
(1982年)
 
このナイト・レンジャーというバンドもしょうもないバンドなのですが
ブラッド・ギルスとジェフ・ワトソンのツイン・リードがあまりにもかっこいいために
多くのギター・キッヅを魅了しました!(ライブはボロボロだったけど…)
彼らの魅力はこの曲に尽きるのであります♪
 
 
 
 
Hotel California / The Eagles
(1976年)
 
 
この「ホテル・カリフォルニア」 という曲はあらゆる意味で完璧で、非の打ちどころがない。
あまりにもチューニングがばっちりあっているために、最初は12弦とは分からない
アコギの素晴らしいアルペジオからヘッドをパンパンに張ったドン・ヘンリーのドラムと
ハスキーで退廃的なヴォーカル、そしてジョー・ウォルシュドン・フェルダー
完璧すぎるツイン・リード! ためいき…
 
 
 
 
Detroit rock city / Kiss
(1976年)
 
 
この曲はすごく簡単なのに、ちょっとバンドでやろうと思うとうまくできない!
なぜかというと、この独特の 「間」 が再現できない!
こんな幼稚なギター・ソロも彼ら以上にうまくできる人はいないのです♪
(今となっては彼らもできない^^;)
 
 
 
Sympathy for the Devil
(1970年)
 
 
ミック・テイラーの脱退とロン・ウッドの加入によってストーンズのギター・バンドとしての魅力は
ほぼゼロになった(それはそれでいいけどね!)わけですが
そんなミック・テイラー在籍時の最良の音源がこれ!
ツイン・リードの最大の魅力はこの緊張感なわけです!
自分のパートを終えたキースのほっとした表情が目に浮かぶでしょ??