ちゃーりーはかめのぶろぐ

人生はエビフライ♪

ビデオドローム



(Videodrome)1982年・カナダ
 
監督:デヴィッド・クローネンバーグ 脚本:デヴィッド・クローネンバーグ
製作:クロード・エロー 製作総指揮:ビクター・ソルニッキ、ピエール・デイヴィッド
音楽:ハワード・ショア 撮影:マーク・アーウィン 編集:ロナルド・サンダース
出演:ジェームズ・ウッズ、ソーニャ・スミッツ、デボラ・ハリー、ピーター・ドゥヴォルスキー、他




後の数々の映画に多大なる影響を与えたという点と
一種の暗い未来予測的な意味合も兼ね備えた、大きな価値のある作品と言えましょう

公開当初は難解という評価をされたようですが、実は極めて分かりやすい内容で
難解というよりは当時としてはあまりにぶっとび過ぎていて
ついていけなかった、という方が正しいのではないでしょうか?

内容はシビアです、これを観てドキっとしてしまう人は反省しなくてはいけません
「興味本位だけでよく分からないことに首をつっこむと
後で取り返しがつかないことになりますよ!」
 という貴重な教訓も含まれております
 
クローネンバーグ監督は、80年代はホントに次々といい仕事をしました
90年代はかなり低迷しましたが、2000年代には不死鳥のように蘇り
すごい映画を立て続けに撮ってます
最近はまた若干低迷気味ですがまだまだ楽しみな監督の一人です
 
主演のジェームズ・ウッズは、『ジェームズ・ウッズのコカイン』(1988年)
という映画で、エリート・ビジネスマンがコカイン中毒に陥り
身を滅ぼしていくさまを実にリアルに演じていますが
その迫真の演技は、おかしなビデオに取りつかれて破滅する
という役を演じた本作あったればこそではないかと私は思っています

当時全盛期の そしてデボラ・ハリーがいいですね 
妖艶で油の乗り切っている彼女の魅力を堪能できます
声がいい♪
 





※この記事は2011/10/27(木)に投稿した記事に加筆修正したものです。