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【米・キューバ正常化交渉】 ~ 『セブン・デイズ・イン・ハバナ』

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 【ワシントン=青木伸行】オバマ米大統領は17日、ホワイトハウスで声明を発表し、1961年から断交してきたキューバとの国交正常化交渉を始める方針を示した。両国は大使館を数カ月以内に開設し、銀行や貿易取引の正常化を話し合うことでも合意した。米国はキューバに対するテロ支援国家指定の解除も検討する。
 62年の「キューバ危機」で、米国と旧ソ連の核戦争の瀬戸際にまで追い込まれた両国関係は、歴史的な転換点を迎える。
 オバマ氏は声明で、「50年にわたる政策を継続しても、(これまでと)異なる成果は期待できない」と述べ、孤立政策が機能しておらず、積極的な関与政策への転換が不可欠だとの認識を示した。
 ホワイトハウスによると、両国は来年1月、ハバナで局長級の国交正常化交渉を始める。経済制裁の段階的な解除を柱に、渡航制限の緩和など人的交流の強化も検討する。
 ロイター通信によると、キューバラウル・カストロ国家評議会議長も同時刻に首都ハバナで演説した。
 キューバ政府は17日、発表に先立ち、スパイ容疑で2009年から拘束してきた米国人男性、アラン・グロス氏(65)を解放した。米政府高官によると、両国政府はローマ法王フランシスコやカナダ政府の仲介で、13年6月から秘密裏に接触を続けてきた。オバマ氏とラウル・カストロ氏は16日、電話会談した。
 
 
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セブン・デイズ・イン・ハバナ
(7 Dias En La Habana)2012年・フランス/スペイン

監督:ベニチオ・デル・トロ、パブロ・トラペロ、エリア・スレイマン、フリオ・メデム、ギャスパー・ノエ
ファン・カルロス・タビオローラン・カンテ 
脚本:レオナルド・パドゥーラ・フエンテス 製作総指揮:クリスティーナ・スマラガ、ピラール・ベニート
製作:アルバロ・ロンゴリア、ガエル・ヌアイユ、ローレン・ボーデンス、ディダー・ドメリ、
ファビアン・ピザーニ 
撮影:ダニエル・アラニョ、ディエゴ・デュッセル 
編集:トーマス・フェルナンデス、ヴェロニク・ランゲ、アレックス・ロドリゲス 
出演:
ジョシュ・ハッチャーソン、ウラジミール・クルス、エミール・クストリッツァ
アレクサンダー・アブレウ、ダニエル・ブリュール、メルヴィス・エステベスエリア・スレイマン
クリステラ・デ・ラ・カリダッド・ヘレラ、ミルタ・イバラ、ホルヘ・ペルゴリア、ナタリア・アモーレ 
 
 
 
 
キューバの首都ハバナを舞台にした7話オムニバスで、監督も7人
ベニチオ・デル・トロの初監督作ということでも話題になりましたね
 
私たちはキューバのことをどの程度知っているんでしょう?
西側に対する最左翼くらいの認識でしょうか?
本作はそんなキューバのいろいろな面を
各監督が個性豊かに切り取った秀作だと思います
 
私のお気に入りは、火曜日、金曜日、土曜日かな…
後はダニエル・ブリュールがとてもいいので水曜日も捨てがたいな~
 
 
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映画のストーリー(Movie Walker より)
月曜日-ユマ>空港に降り立ったアメリカ人のテディは、迎えにきたドライバーの誘いで、キューバの庶民の生活を覗く。だがバーに連れて行かれても言葉ができないため、出逢いは空振りばかり。そこで彼は唯一会話に乗ってくれた長身の女性をホテルへ誘う……。
火曜日-ジャム・セッションハバナ映画祭に出席するためにキューバを訪れた東欧セルビアの映画監督エミール・クストリッツァ。大きな拍手に迎えられた映画祭の後、仲間うちのホームパーティーに行くという運転手についていくと、彼はトランペット奏者で、バンドとジャム・セッションを始める。クストリッツァは彼の演奏と場の温かい雰囲気にすっかり魅了されてしまう……。
水曜日-セシリアの誘惑ハバナで歌手をしているキューバ人のセシリアは、スペインからやって来たクラブ・オーナー、レオナルドと情熱的な1週間を過ごし、夏に開催するコンサートのため彼女をスペインに招きたいという提案を受ける。だがセシリアには、同棲を続けてきた野球選手の恋人ホセの存在があった。彼は今夜の試合に勝ち、マイアミ行きの船で彼女と共にアメリカへ渡ろうと考えていた……。
木曜日-初心者の日記パレスチナ人のES(エリア・スレイマン)は、キューバのある指導者のインタビューを行う仕事でハバナにやってきた。インタビューの日時まで手持ちぶさたなESはタクシーをチャーター、ハバナの町を気ままに見て回る。だが“帝国主義に対する革命の同志”であるはずのキューバ人の享楽的な生態を知り……。
金曜日-儀式>真夜中、ハバナのビーチで若者たちがダンスを楽しんでいる。そんな中、少女ヤミルスラディのもとに女の子が近寄ってきた。二人は身体を寄せて踊るうちに気分が高まってキスを交わす。翌朝、裸になってベッドに横たわる二人をヤミルスラディの両親が怒りに震えながら見下ろしていた。娘にかけられたふしだらな呪いを解くため、両親は娘を呪術師のもとへと連れて行き、清めの儀式を受けさせる……。
土曜日-甘くて苦い精神科医のミルタは、診察以外に週一回テレビにも出演するほどに活躍しながら、一方では家の中でお菓子作りもして家計を支えている。彼女は夫に家事を手伝わせ、ムチャをしないようにと怒鳴りながらも絆の固い家庭を守っている。そんなある日、外で暮らしているセシリアが突然帰宅。ミルタがテレビ出演している間に事件は起こる……。
日曜日-泉>マルタは、夢で“古ぼけて壊れかかったアパートを教会に改装せよ”というお告げを受け、集まった12人の隣人たちはアパートを教会に改装、時間通りに儀式を行えるようにせっせと準備を進めていく……。