ちゃーりーはかめのぶろぐ

人生はエビフライ♪

無敵艦隊スター・フリート

珍盤迷盤怪盤奇盤 #洋楽
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STAR FLEET PROJECT / BRIAN MAY & FRIENDS (1983)
　（無敵艦隊スター・フリート / ブライアン・メイとお友達たち)
 
 
 
ブライアン・メイとエディ・ヴァン・ヘイレンの競演ということで
発売当時、大変話題になった３曲入りのミニＬＰです
確かブライアン・メイの子供がこの番組が好きで
どうのこうのってな理由で半分遊びで作ったような作品で
まぁスーパースター達の余裕の一枚ってとこでしょうかね

タイトル曲のＡ1は、まあ割とポップなハード・ロックという感じで、無難な仕上がりです
Ａ２はブライアンなりのブルースで、クイーンのアルバムに入っていても別におかしくなさそう
ギター・ソロのとりあいは、いかにも友達同士で楽しんでいるという雰囲気で微笑ましい
 
なんといっても面白いのがＢ面のブルースのインストで
当然ながらインプロ主体で、結構長く二人のギターのかけあいが続くわけですが
実はこの曲クラプトンに捧げられているのですね～
ブライアンもエディも自身の音楽的バック・ボーンはブルースであること
共にクラプトンを敬愛していることを公言してはばからないわけで
まあ事実そうなんでしょうけれど
私はこれほどブルース・スピリットの欠如したブルース・ギターを
これより前に聴いたことがないです（笑）
クラプトンはこれを聴いて、「こんなもんはブルースじゃねぇ！」
っと怒ったとか怒らないとか…
（もっともクラプトンも人のことは言えないような気もするけど…）
 
ブライアン・メイもエディ・ヴァン・ヘイレンもほとんどブルースの匂いのしない
本当の意味での新世代ギタリストだったということなんだろうな～

歴史的な珍盤ですけど、すこぶる楽しい１枚であることはうけあいます！