ちゃーりーはかめのぶろぐ

人生はエビフライ♪

FZ:OZ

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FZ:OZ / Frank Zappa (2002年)
 
Disc 1
1.Hordern Intro (Incan Art Vamp) 2.Stink-Foot 3.The Poodle Lecture 4.Dirty Love
5.Filthy Habits 6.How Could I Be Such a Fool ? 7.I Ain't Got No Heart
8.I'm Not Satisfied 9.Black Napkins 10.Advance Romance 11.The Illinois Enema Bandit
12.Wind Up Workin' in a Gas Station 13.The Torture Never Stops"  
 
Disc 2
1.Canard Toujours 2.Kaiser Rolls 3.Find Her Finer 4.Carolina Hard-Core Ecstasy
5.Lonely Little Girl 6.Take Your Clothes Off When You Dance
7.What's the Ugliest Part of Your Body ? 8.Chunga's Revenge 9.Zoot Allures
10.Keep It Greasy 11.Dinah-Moe Humm 12.Camarillo Brillo 13.Muffin Man
14.Kaiser Rolls (Du Jour) 
 

1976年1月20日シドニー公演を収録したライブ盤で、ザッパの死後に
遺族の立ち上げたレーベルのお蔵だしシリーズの第一弾としてリリースされました
日本盤はなんと\9,500! でも私は飛びついたのでありますよ!(笑)
何故かって?それは伝説の来日公演のときと同じメンバーだからです^^;
 
さて、アルバムについている詳しい解説によると
実際の公演ではもう2曲演奏されていたけれど収録時間の関係でカットされたこと
また、公演録音中のテープ交換のために出来た空白時間は、上述の日本公演や
ブートの音源を使って一部継ぎはぎしてある、とのことですが
それ以外は当日のライブをまんまパッケージした「ものほん」の実況盤!
\9,500はさすがにちと高いけれど、やっぱりすごく価値ある一枚と言えましょう
 
このアルバム収録の公演(と日本公演)を含む、このメンバーでのツアーは
1975年の9月から1976年の1月まで続き、その後名盤『Zoot Allures』 (1976)の
製作に入っておりますが、メンバーは、テリー・ボジオ以外は解雇(?)されたようで
『Zoot Allures』はほとんどザッパとボジオの二人で録られています
ちなみに、同ツアーがマザーズ名義の最後のツアーでありましたとさ…
 
さて、もちろん聴きどころ満載のファン冥利に尽きるライブ盤ですが
特筆すべきは、まずは、ギタリストがザッパ一人きりという点でしょう
この後のツアーでは、ザッパは必ずバンドにギタリストを入れており
本人はリード・ギターに専念、曲によっては本人は一切演奏せず
指揮者兼リード・ギター兼ヴォーカルという立場を貫くようになります
ところがこのライブではギターは自分しかいないので大忙し!
というわけで、ザッパのヴァラエティに富んだギター・プレイが堪能できます♪
 
もちろん、テリー・ボジオのドラム・ソロもあるよ~! おっほっほ~^^
 
 
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Personnel
Frank Zappa : guitar, vocals
Terry Bozzio : drums, vocals
Napoleon Murphy Brock : tenor saxophone, vocals
Roy Estrada : bass guitar, vocals
Andre Lewis : keyboards, vocals
Norman Gunston : harmonica (on "The Torture Never Stops")