米情報機関、ベトナム戦争時にキング牧師やアリ氏の電話を盗聴
AFP=時事 9月26日(木)19時52分配信
【AFP=時事】米国家安全保障局(National Security Agency 、NSA)がベトナム戦争(Vietnam War)さなかの1960年代半ばから70年にかけて、公民権運動指導者の故マーティン・ルーサー・キング(Martin Luther King Jr.)牧師やボクシング元世界ヘビー級王者のモハメド・アリ(Muhammad Ali)氏など、戦争反対派で米世論に影響力のある著名人を対象に盗聴を行っていたことが25日、情報公開請求で機密解除された文書から明らかになった。
【AFP=時事】米国家安全保障局(National Security Agency 、NSA)がベトナム戦争(Vietnam War)さなかの1960年代半ばから70年にかけて、公民権運動指導者の故マーティン・ルーサー・キング(Martin Luther King Jr.)牧師やボクシング元世界ヘビー級王者のモハメド・アリ(Muhammad Ali)氏など、戦争反対派で米世論に影響力のある著名人を対象に盗聴を行っていたことが25日、情報公開請求で機密解除された文書から明らかになった。
文書は以前から米ジョージ・ワシントン大学(George Washington University)の国家安全保障公文書館(National Security Archive)の研究者が情報公開を求めていたもの。これに応じて政府の諮問機関が機密解除を命じ、研究者らが同日、公開した。
モスクの尖塔を意味する「ミナレット(Minaret)」の暗号名がつけられた盗聴プログラムの存在は1970年代に明らかになっていたが、対象となった人物はこれまで秘密扱いのままだった。
公開された文書によると、NSAが電話盗聴していた人物はキング牧師やアリ氏のほか、米紙ニューヨークタイムズ(New York Times)やワシントン・ポスト(Washington Post)の記者、故フランク・チャーチ(Frank Church)氏ら2人の上院議員などが含まれている。
機密解除された文書に記された当時のスパイ行為についてNSAは、「違法ではなくとも恥ずべきことだった」と評している。
ベトナム反戦運動が高まる1967年、当時のリンドン・ジョンソン(Lyndon Johnson)大統領は反戦運動の中に外国の敵対勢力が扇動したものがないか確認するよう米情報機関に命じた。
ベトナム反戦運動が高まる1967年、当時のリンドン・ジョンソン(Lyndon Johnson)大統領は反戦運動の中に外国の敵対勢力が扇動したものがないか確認するよう米情報機関に命じた。
これを受け、NSAは他の情報機関と協力して戦争反対派の「監視者リスト」を作成し、こうした人々の国際電話などを盗聴していた。
盗聴プログラムは故リチャード・ニクソン(Richard Nixon)氏が大統領に就任した1969年後も続いた。その後、ニクソン政権が政治スキャンダル「ウォーターゲート(Watergate)事件」に飲み込まれた1973年、司法長官によって廃止された。
文書を公開した研究者らは、ベトナム戦争時代に行われたスパイ行為によるプライバシー侵害は現在の比ではなかったと語った。【翻訳編集】 AFPBB News
監督:クリント・イーストウッド 脚本:ダスティン・ランス・ブラック
製作:クリント・イーストウッド、ブライアン・グレイザー、ロバート・ロレンツ
製作総指揮:ティム・ムーア、エリカ・ハギンズ 音楽:クリント・イーストウッド
撮影:トム・スターン 編集:ジョエル・コックス、ゲイリー・ローチ
出演:レオナルド・ディカプリオ、ナオミ・ワッツ、アーミー・ハマー、ジョシュ・ルーカス、
スティーヴン・ルート、ジェフ・ピアソン、リー・トンプソン、マイルズ・フィッシャー
また、レオナルド・ディカプリオを最もうまく使いこなした一本
であるとも思います。(陳腐な老人メイクはいただけませんが…)
一種の使命感のようなものを持った意志の強い秘書ヘレン役
ナオミ・ワッツの、それまでとはややスタイルを変えた演技も良いですね~
ナオミ・ワッツの、それまでとはややスタイルを変えた演技も良いですね~
FBIやらCIAやらの組織の実態なんて、しょせん
一般人、ましたや我々外国人には全く知りようもないわけで
こういう史実をベースにしたドキュメンタリー・タッチっぽい
作りの映画って実はいかようにでも作れるのでしょうが
どれだけ登場人物(実在の人物であれば尚更)の内面を
無理なく掘り下げられているかで善し悪しが決まると思います
一般人、ましたや我々外国人には全く知りようもないわけで
こういう史実をベースにしたドキュメンタリー・タッチっぽい
作りの映画って実はいかようにでも作れるのでしょうが
どれだけ登場人物(実在の人物であれば尚更)の内面を
無理なく掘り下げられているかで善し悪しが決まると思います
そういう意味では『大統領の陰謀』(1976年)なんて名作と
呼ばれてるけどつまんないと思うなぁ…
呼ばれてるけどつまんないと思うなぁ…
クリント・イーストウッドという人は、心の奥の方に有色人種や
マイノリティに対する差別意識というか非寛容さみたいなものを持ってて
そのことを自分自身でも知っているけれど、反面正義の人でもあるわけで
そういう内面のバランスを保つために作品にねじれが生じてるような気がします
マイノリティに対する差別意識というか非寛容さみたいなものを持ってて
そのことを自分自身でも知っているけれど、反面正義の人でもあるわけで
そういう内面のバランスを保つために作品にねじれが生じてるような気がします