ちゃーりーはかめのぶろぐ

人生はエビフライ♪

バナナの皮ですべって転んだ奴

 
 
イメージ 1
 
Sex & Religion / Vai (1993年)
 
1. An Earth Dweller's Return 
2. Here & Now 
3. In My Dreams With You 
4. Still My Bleeding Heart 
5. Sex & Religion 
6. Dirty Black Hole 
7. Touching Tongues 
8. State Of Grace 
9. Survive 
10. Pig 
11. The Road To Mt. Calvary 
12. Down Deep Into The Pain 
13. Rescue Me Or Bury Me
 
 
ヴァイはギターにスティーヴ・ヴァイ、ベースにT.M.スティーヴンス
ドラムにテリー・ボジオ、ヴォーカルに当時無名のデヴィン・タウンゼンド
というとんでもないメンバーのスーパー・バンド(一応)であります!

スティーヴ・ヴァイテリー・ボジオは文字通り夢に見た夢の競演でありまして
当時の私と言えば、果てしなく舞い上がっていたのでありますよ!
 
しかもテリー・ボジオはミッシング・パーソンズ解散後久しぶりの
メジャー・シーンへのカムバックとあって、本人も気合が入ってたようで
髪は金髪に染めて、耳ピ・鼻ピ・両乳首ピの、それをチェーンでつないでの
↓のような麗しい写真がプロモーションにがんがん使われて大変な騒ぎ…
 
イメージ 2
 
 
ところがどっこい、アルバムに続くコンサート・ツアーにはボジオ不参加(脱退)!
なぁ~んてこった~い(涙)というわけで浮き沈みの激しいあの青春(?)の日々…
ただ、ボジオが抜けてしまった理由は、よく分かると言えば分かる
 
ヴァイの曲は全パートをスティーヴ・ヴァイが一人で書き上げており
参加ミュージシャンは譜面通りに演奏しただけだったとのこと…
アルバム作るくらいならまぁいいけど、自らのクリエイティビティを
全く発揮できないのにツアーで時間とられるのなんて嫌なこったい!
といった次第で、テリー・ボジオはあっさり脱退…
ツアーに参加すれば結構稼げたろうに… いや~なかなかに見上げた
ミュージシャン・シップ、というかアーティスト・シップというか…
 
でも行きましたよ!来日公演!
ボジオの代役は太ってぷよぷよした変なおっさん…
でもまぁいいや、ボジオが参加してたら、スティーヴ・ヴァイ
ボジオも見なきゃなんなくて忙しいけど、いなけりゃぁ
ティーヴに集中出来るじゃん、って自分を納得させつつ…
 
ところがだ、蓋をあけてみれば、ライブ面白いじゃん!
デヴィン・タウンゼンドの狂気のパフォーマンスは、今でこそ
よく知られていますが、当時彼は全くの新人!ほとんどの人は
初めて彼のパフォーマンスを目の当たりにしてあっけにとられたのだ~!
 

歌聴いてるだけでもかなりやばそうな奴だな~…とは思っていましたが
ライブの凄まじさは圧巻!というかいかれてるというか…
 
で、何故か彼はライブの途中でバナナを食べました
(客が投げ込んだんだったかな~??…忘れたけど…)
で、食べ終わったバナナの皮をステージに投げ捨てて
激しく走ったり飛び跳ねたりの激しいアクション!

 
ところが彼は自分の捨てたバナナの皮をふんづけてすべり
絵に描いたように見事に転倒し、後頭部をステージに強打!
軽い脳しんとうを起こしたようで、しばらくふらふらしていました
 
 
現在にいたる彼の激しく狂ったパフォーマンスは、実はこのときの
バナナの皮による転倒の後遺症であることを私は知っている…
 
イメージ 3