ちゃーりーはかめのぶろぐ

人生はエビフライ♪

レスラー ~ アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち

 
やっぱり映画っていうのは
一人で映画館で観るに限ります!
それも空いてる映画館で…
何故って?
それは思いっきり泣けるから
 
この二本の映画
私は両方ともガラガラの映画館で
大粒の涙をボロボロこぼしながら観ましたよ!

 
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『レスラー』 (原題: The Wrestler)2008年、アメリ
監督:ダーレン・アロノフスキー
脚本:ロバート・シーゲル
製作:ダーレン・アロノフスキースコット・フランクリン
音楽:クリント・マンセル
撮影:マリス・アルペルチ
出演:ミッキー・ロークマリサ・トメイエヴァン・レイチェル・ウッド、マーク・マーゴリス、
    トッド・バリー、ウェス・スティーヴンス、アーネスト・ミラー、ロン・キリングス、ネクロ・ブッチャー
 
『レスラー』は猫パンチの祟りで顔面崩壊した
ミッキー・ローク起死回生のカムバック作にして彼の最高傑作です!
もっとも以前のにやけたイケメン女たらしのミッキー・ロークには絶対演じられなかったでしょうし
迫真の演技とはまさにこのこと!真実ではないけど限りなく真実に近い!だから迫真!

そしてやっぱり監督のダーレン・アロノフスキーが素晴らしい!
しかし、この映画がアロノフスキーの構想段階では
あの『ブラックスワン』(2010年)と一体だったとは…!
天才の考えることは計り知れません…

ブルース・スプリングスティーンの主題歌が良かったヨ~(涙)
 
 
 
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アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち』  (原題:Anvil! The Story of Anvil)2009年、アメリ
監督:サーシャ・ガヴァシ
製作:レベッカ・イェルダム
音楽:デイナ・サノ (監修)
編集:ジェフ・レンフロー、アンドリュー・ディックラー
出演:アンヴィルとその家族など
 
ほんの一瞬ブレークしてあっという間に消え去ったバンド
アンヴィルのその後を追いかけたドキュメンタリー映画です。

残っているオリジナル・メンバーのリップス(Vo)とスコット・グレン(Dr)は
給食センターや建設現場で働きながらも返り咲きを夢見てバンドを続けています。
レコーディングする金を工面するために四苦八苦したりする様子や
貧乏ライブ・ツアーでの珍道中等々をドキュメントしているのですが
それが全て立派なドラマになってしまっているところが素晴らしい!
笑いあり涙ありの感動の名作に仕上がっておりますね
途中号泣するリップスと一緒になってみている方も涙ボロボロ…

ところで私はアンヴィルの音楽は率直に言って好きでも嫌いでもないです
まぁヒットしたアルバム『メタル・オン・メタル』(1982年)を持っている程度
そんでもって、この映画に感動した~!と言って新作を買うかと言えばそんなことはない
世の中そんなに甘くはないのであった…^^;

そうそう、アンヴィルのメンバーや家族以外にも、
ラーズ・ウルリッヒレミー・キルミスター、スラッシュ、スコット・イアン、
スレイヤーのトム・アラヤ等がインタビューで登場しますよ~♪