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人生はエビフライ♪

レディース&ジェントルメン[デラックス](初回限定盤)(2Blu-ray付)

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レディース&ジェントルメン[デラックス](初回限定盤)(2Blu-ray付) 


(多くのファンがそうであるように)最初に映像ソフトがオフィシャルリリースされた際に購入
したので、本来であればCDだけ買えば済んだのだが、やっぱり買っちゃったと…
でも、映画 ストーンズ・イン・エグザイル』もおまけでついてるので
まぁいいんじゃないかな?…と…
パッケージも豪華だし♪


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さて、この『レディース&ジェントルメン』という作品、出来はどうなんだろう?
最初に映像ソフトがオフィシャルリリースされたときは皆が狂喜乱舞した
それまで海賊ビデオの著しくひどい画質と音質のものしか出回っていたので当然のことだ

それでは本当は本作の出来はどうなんだろう?
試写会までやっておきながら、結局永きにわたってお蔵入りの憂き目にあっていた理由は
ストーンズ自身が(あるいはミック・ジャガーが)イマイチと感じていたからでは?
本作におけるストーンズのパフォーマンスにはどうも精彩がない
その理由ははミック・ジャガーがイマイチノリ切れていないからに他ならない

最近はあまり言わなくなったが、ミック・ジャガーは過去のインタビューで
『メインストリートのならず者』アルバムは「過大評価されている」
あるいは「自分はあまり気に入ってない」といった趣旨の発言を何回かしている
よく知られているように、また、映画 『ストーンズ・イン・エグザイル』
でもしっかりとドキュメントされているように、
『メインストリートのならず者』アルバムはキース主導で
だらだらと際限なくセッションが行われた中で生まれていった
ビジネスマンであり、極めて有能な経営者でもあるミックにとっては
そういうやり方は苦痛以外の何ものでもなかったらしい

ミックは、そういったモヤモヤ感を引っ張ったままツアーに出てしまったように思う
しかし、アルバムではほとんど自分をだせなかったミック・テイラーは生き生きとしているし
誰よりも元気なのはもちろんキースだ!このレディース&ジェントルメン』
での最大の見所、聞き所はそのキースが主役の「ハッピー」だ!
「ハッピー」でのキースは、正に水を得た魚のようにピチピチとしているし
この曲では脇役にまわるミックも見事にキースの引き立て役を演じている





まぁそういうわけでレディース&ジェントルメン』の音と映像に
 『ストーンズ・イン・エグザイル』をセットにしたこの企画は実に正しい
でも最初からそうしてくれれば、こちらとしては無駄な出費をせずに済んだのにさ…

まぁ楽しんでるからいいんだけどさ…