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人食いバクテリア ~ 人喰いアメーバの恐怖




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こんなの知らなかった~!
こわ~


毎日新聞 2015年02月25日 11時17分(最終更新 02月25日 12時44分)
 突然発症して急激に手足の壊死(えし)などが進み、時に人の命を奪う「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の患者報告数が近年、増加傾向にある。国立感染症研究所によると、昨年は1999年の調査開始以降最も多い273人に達した。今年も2月15日までで68人に上る。急激な進行と致死率の高さから「人食いバクテリア」と恐れられる細菌感染症の実態とは?【藤野基文】
 主な原因菌の「A群溶血性レンサ球菌」は特別な細菌ではない。へんとう炎やとびひ、皮膚炎などを起こすが、通常は抗菌薬で治療できる。症状がないまま、のどなどに保菌している子どももいる。
 しかし傷口などから細菌が体に入ると、まれに劇症化することがある。初期症状は手足の痛みや腫れ、発熱などだが、病気の進行は極めて速い。細菌が急激に増殖し、通常は細菌のいない筋肉や筋膜を壊死させたり、血流に乗って全身に回って多臓器不全などを引き起こしたりする。発症して数十時間以内にショック状態で死亡することもあり、死亡率は30〜50%に達する。
 厄介なのは、抗菌薬の効果が菌の増殖スピードに追いつかない場合もあることだ。東京女子医大の菊池賢教授(感染症学)によると、「足が痛い」と訴えて来院した患者を診察した際、壊死して皮膚が紫色に変色した部分が見る間に広がっていった例もあった。菊池教授は「体内で免疫機構が全く機能せず、細菌が自由に増殖していくのを見ているようだった。どんどん壊死が広がる場合は切断して止めるしかない」と話す。
 なぜ劇症化するかは解明されていない。国立国際医療研究センターの秋山徹・病原微生物学研究室長によると、A群の中でも、ある特定の遺伝子を持った型が劇症化を起こす場合が圧倒的に多いことが分かっている。通常、体内に入った病原体は免疫細胞によって排除されるが、この型の菌は特別な物質を産生して免疫細胞を攻撃している可能性が考えられるという。
 感染研によると、この感染症は87年に米国で見つかり、日本では92年に初めて報告された。患者は全例、国に報告されることになっている。患者報告数は2000年代前半までは年50人前後で推移したが、その後は100人前後に増えた。さらに、10年代は200人前後と倍増。A群以外の溶血性レンサ球菌で劇症化する場合があることも分かってきた。





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『マックィーンの人喰いアメーバの恐怖』

マックイーンの絶対の危機
(The Blob)1958年・アメリ

監督:アービン・S・イヤワース・ジュニア 脚本:ケイト・フィリップス、セオドア・シモンソン
原案:アービン・H・ミルゲート 製作:ジャック・H・ハリス 音楽:ラルフ・カーマイケル
撮影:トーマス・スパルディング 編集:アルフレッド・ヒルマン



なぁ~んと
マックィーンの初主演作は
B級Sホラーの金字塔的(?)大傑作(??)だったのだ~!
って日本で公開されたのは1965年だそうで
彼がスーパースターになってからなんですね~
マックイーンの絶対の危機
ってひどいタイトルだし…^^;

私はテレビで放映されたのを観たきりですが
そのときの邦題は
『人喰いアメーバの恐怖』
だったんですね~
別に全然怖くはないのですが
強烈な印象の残る作品でありました!
特にラストは映画史上に燦然と輝き続けるでありましょう!(笑)


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映画のストーリー(Movie Walker より)
ティーブ(スティーヴ・マックィーン)が恋人のジェーン(アネタ・コーシュー)と星空を仰ぎながら歩いている時、大きな流星が森の中に落ちた。隕石が落ちた地点の近くに住んでいた老人が、その隕石を棒切れでつつくと中からどろどろの液体が出てきた。その液体は老人の手を覆い、激しい苦痛で彼は病院に行ったが、医者も看護婦も、その怪液体にのみ込まれてしまった。それを知ったスティーブたちは警察に告げたが誰も信用してくれないばかりか、2人を不良扱いする始末。夜の町で2人はまた怪液体をみたが、こんどは彼らが襲撃を受け、冷蔵庫の中に逃げこみ難をのがれた。警察が信用してくれないのでスティーブは若い友人達を動員して町民に危機を告げた。デイヴ警部だけが事態に気づき行動を共にしてくれたが、怪液体は町中に出没し、町は恐怖状態に陥った。ピストルも高圧線も怪液体の前では無力に等しい。またもや怪液体に追われたスティーブたちは地下室に逃げこみ、最後の望みを託して消火剤をかけてみた。意外なことに怪液体は次第に退却していくのである。スティーブは冷蔵庫、消火剤など冷たいものに怪液体が弱いのに気がついた。町中の消火剤を集め、一斉にあびせると怪液体は次第に収縮し行動力を失い、小さく固まってしまった。スティーブとジェーンは両親やデイヴ警部と喜びあった。正体不明の液体は冷却されたまま北極海に運ばれた。


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ちなみに、こいつには続編
『人食いアメーバの恐怖 No.2』(1972年)
というのがありまして、そっちは
本作のいわばパロディーになっておりまして
これがまためっちゃおもろいの!
続編の方がテレビ放映の回数ははるかに多いので
観た人はこっちより多いでしょう