ちゃーりーはかめのぶろぐ

人生はエビフライ♪

悪魔を憐れむ歌

イメージ 1





「悪魔を憐れむ歌」というのは明らかに誤訳であるけれど
私はすごくいい邦題だと思います
目線が悪魔よりも上なんだよ、っていう
ストーンズらしい不遜なイメージをよく表現していると思います

例のゴダールの映画で
この曲の製作過程を見ることができますが
よく解説などを読むと、この曲が次第に変化していく様子が
描かれているという風に書かれていたりしますが
見れば分かるように実際はそうでもない
ある時点で突然アコギがなくなり、ドラムはパーカッションになり
キースがベースを弾きはじめる
当然のことながらチャーリーとビルは隅に追いやられ
誰がバンドの主導権を握っているかは一目瞭然
もちろんあわれなブライアンは始めから何もしていない…

近年ライブで演奏されるこの曲のアレンジは好きになれません
何よりもあのデジタルのリズムが味気ないし
この曲の本来の持ち味である呪術的で悪魔的なグルーヴが全くない
それは意図的にやっているのは分かるのですが
出来ることならあの『ラブユーライブ』でのアレンジのように
やって欲しいものです
「ミッドナイトランブラー」であれだけやれるんだから
絶対に出来るはずだと思うんだよな~…


ところでスタジオテイクのギターソロを弾いてるのは誰か?
ということについて諸説あるようですが
私は間違いなくキースだと思います
あのビブラートの全くかかっていないプレイは
彼以外にはありえない!(笑)




イメージ 2