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フォックスファイア 少女たちの告白

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フォックスファイア 少女たちの告白
Foxfire: Confessions of a Girl Gang)2012年・フランス/カナダ
製作:キャロル・スコッタ、カロリーヌ・ベンジョー、バルバラ・レテリエ 撮影:ピエール・ミロン
出演:レイヴン・アダムソン、ケイティ・コセニ、マデレイン・ビッソン、ペイジ・モイルズ
 
 
 
 
これは比較対象に出来る作品が全く見当たらない不思議な映画
高校内の不良少女(?)団が、ギャング団へと成長(??)し
やがて大事件を引き起こし…
 
団内の記録係の少女が語る手法はドライで
青春ものにありがちな甘酸っぱさみたいなものはほとんどなく
リーダーの少女の強烈なカリスマ性に引きつけられ
あるいは巻き込まれていった少女たちの姿と
当時の社会状況を絶妙にからめた「秀作」
と言っていいと思います
 
それになんと言ってもキャスティングがいい!
出演者は一人も知りませんが
いわゆるかわいこちゃんは物語の設定上一人いるだけで
あとはごく普通というかどっちかっていうとブス子たちで
それが妙なリアリティを作品に与えています
 
日本では未公開
私はたまたまBSで録画したものを観ました
DVDは出ているようです
 
 
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WOWOWオンライン より
番組紹介/解説
「パリ20区、僕たちのクラス」でカンヌ国際映画祭パルムドールに輝くL・カンテ監督が、1950年代の米国で数奇な運命をたどった少女たちを描く、青春群像劇の野心作。
パルムドールに輝いたほか、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた「パリ20区、僕たちのクラス」や、続く「セブン・デイズ・イン・ハバナ」も好評だったカンテ監督。本作では米国の人気作家J・C・オーツの邦訳もされている「フォックスファイア」を米国ロケ&米国人キャスト共演で映画化する試みにチャレンジ。映画「理由なき反抗」が作られたのと同じ1955年、高校生だった少女たちが起こした“革命”を「パリ20区~」と同様、リアルな演出で人間味豊かに描いた。WOWOWの放送が日本初公開。
内容/物語
1955年、ニューヨーク州郊外の小さな町。女性が差別される世相の中、それを認めたくない高校生レッグスは、マディ、リタ、ラナら4人の級友を率いて、男性社会や資本主義に抵抗する少女だけの組織“フォックスファイア”を結成。当初は目的に沿った活動をしたが、組織は活動資金を得るために犯罪にまで手を染める。ついに組織は警察に逮捕され、レッグスは矯正施設に送られるが、町に帰ってきた彼女はさらに大胆な行動へ……。