ちゃーりーはかめのぶろぐ

人生はエビフライ♪

ミュンヘン

 
 
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イスラエルユダヤ人が辿ってきた過酷な運命を考えれば
理解できないことではもちろんないのですが
どうしてもついていけない面があるのも事実で
そういったことを象徴している方でした
 
 

シャロンイスラエル元首相が死去 対アラブ強硬派
在任中の06年に倒れ昏睡

2014/1/11 22:12 日経新聞
 【カイロ=押野真也】イスラエルアリエル・シャロン元首相が11日、入院中のテルアビブ近郊の病院で死去した。85歳だった。シャロン氏は2001年3月に首相就任、パレスチナとの中東和平交渉を推進し、イスラエル軍の一部撤退などの功績を残した。だが、在任中の06年に重い脳内出血で倒れ、その後は昏睡(こんすい)状態が続いていた。そのため、死去が現在のイスラエル政局に与える影響は限定的とみられる。
 元首相の病状は長く安定していたが、現地メディアなどは1月1日以降、病状が悪化したと伝えていた。葬儀には、同盟関係にある米国をはじめ世界各国から首脳や閣僚らが弔問に訪れるとみられる。
 シャロン氏は第3次、第4次中東戦争で軍人としての功績が評価され、国民の高い人気を受けて政界入り。右派政党リクードの党首を務め、住宅相や国防相などを歴任した。
 首相就任後は、和平交渉の推進に反対するイスラエル国内のユダヤ教右派勢力を説得。パレスチナ自治区「ガザ」からイスラエル軍の全面撤退を決断。その後、撤退は段階的に実現した。
 一方でアラブ諸国には強硬な発言や行動を繰り返し、内外から強い批判も受けた。住宅相時代にはパレスチナ自治区への入植を強行したほか、1980年代のレバノン侵攻時は国防相として作戦を指揮。ベイルートの難民キャンプで起きたパレスチナ人大量虐殺に至る動きを黙認したとして国際的な批判を浴び、辞職に追い込まれた。

 
 
 
 
 
 
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ミュンヘン』(Munich)2005年・アメリ
キーラン・ハインズ、ジェフリー・ラッシュ、ハンス・ツィッシュラー、イヴァン・アタル
マリ=ジョゼ・クローズ、メレット・ベッカー、アミ・ワインバーグ、リン・コーエン、
マクラム・コーリー、イーガル・ナオール、モステファ・ジャジャム、
ジョナサン・ローゼン、メーディ・ネブー 
 
 
 『プライベートライアン』、『シンドラーのリスト』と並んで、スピルバーグ3大残酷描写ものの1本として知られている映画ですね。そういった評価の是非はともかくとして、3本の中では最も描写の必然性のある作品だと思いますし、スピルバーグはこのテーマを掘り下げる権利のある人(という表現は妙ですが)でしょう。
 
 エリック・バナ演じる(モサドの)暗殺部隊のリーダーの苦悩がひりひりと伝わってきます。任務の先には果てしない殺し合いと苦悩しかないという重苦しく胸苦しい空気。彼はきっと死ぬまで爽やかな目覚めを経験することはない(なかった)のでしょう。
 
 モサドはこの映画で描かれているような事実はなかったと否定しているそうですが、仮にあったとしても認めるわけはないでしょうし、それはどうでもいいことでしょう。要は100%ノンフクショであっても誰一人として驚く者はいないということです。
 
 
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