ちゃーりーはかめのぶろぐ

人生はエビフライ♪

DUKE 対 So

 
 
 
 
私は、ピーター・ガブリエル在籍中のジェネシスよりも
ピーター・ガブリエルが脱退してからのジェネシスの方が好きである
 
私は、ピーター・ガブリエル在籍中のジェネシスよりも
ソロになってからのピーター・ガブリエルの方が好きである
 
ピーター・ガブリエルが抜けてからのジェネシス
ジェネシスを脱退してからのピーター・ガブリエル
どちらも難解なアート・ロックっぽい方向には進まずに
非常に明快で分かりやすくポップな方向へ進んだのは大変面白い
 
ちなみにジェネシスという「タガ」の外れたフィル・コリンズのソロは
制約がなさ過ぎて、(自由すぎて、)個人的には面白くない
 
 
 
 
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DUKE / GENESIS (1980年)
 
1. Behind The Lines 
2. Duchess 
3. Guide Vocal 
4. Man Of Our Times 
5. Misunderstanding 
6. Heathaze 
7. Turn It On Again 
8. Alone Tonight 
9. Cul-De-Sac 
10. Please Don't Ask 
11. Duke's Travels 
12. Duke's End
 

前作『そして3人が残った』(1978年)にはまだピーター・ガブリエル
的な匂いが残っており、いま一つ煮え切らない硬さもあったが
この『デューク』では実に見事に吹っ切れており
解放感のある、すがすがしいとも表現していいような音と共に
名実ともに新生ジェネシスの誕生というような趣がある
 
そういう意味では、(これがジェネシスの最高傑作とは
思わないけれど、)新生ジェネシスの最も重要なアルバムであると言えよう
M1がアルバムを、というか新生ジェネシスを象徴しているように思う
 
このアルバムを起点にして、ジェネシスは劇的に進化していく
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 2

So / Peter Gabriel (1986年)
 
1. Red Rain 
2. Sledgehammer 
3. Don't Give Up 
4. That Voice Again 
5. In Your Eyes 
6. Mercy Street 
7. Big Time 
8. We Do What We're Told (Milgram's 37) 
9. This Is The Picture (Excellent Birds) 
 
 
自分の名前だけの4枚のアルバムと2枚組のライブを経て
発表されたピーター・ガブリエルの5枚目のオリジナル・アルバムは
歴史的な名盤で、どの曲もシングル・カットしてもおかしくないくらい
完成度が高く、かつポップでしかも安っぽさが全くない
(事実半分シングル・カットされたし)
 
これ以降のピーター・ガブリエルのアルバムも決して悪くはないし
方向性を変えながら、新しい領域を広げながら進化していくが
やはりこの『So』と比較すると音楽として聴き劣りする点は否めないと思う
 
間違いなくピーター・ガブリエルの最高傑作と言えよう