ちゃーりーはかめのぶろぐ

人生はエビフライ♪

中国の民主主義

 
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Chinese Democracy / Guns N' Roses (2008年)

1.Chinese Democracy 2.Shackler's Revenge 3.Better 4.Street of Dreams 5.If the World
6.There Was a Time 7.Catcher in the Rye 8.Scraped 9.Riad N' the Bedouins
10.Sorry 11.I.R.S. 12.Madagascar 13.This I Love 14.Prostitute
 

オリジナル・メンバーがアクセル一人で、これがガンズと言えるのか?
とか、『ユーズ・ユア・イリュージョン(Ⅰ、Ⅱ)』(1991年)以来17年ぶりのアルバムである
とか、製作期間が14年で製作費が14億円である、といった話題ばかりが盛りだくさんで
アルバムそのものの評価はないがしろにされていた感のある作品だと思います
 
リリースされたときは私も、「あれ?ホントにでたの?…ふ~ん…」って感じでした
某音楽評論家が、このアルバムの真価は5年後に問われるだろうとか言ってましたが
4年半くらいたったので、そろそろ真価を問うてみたいと思います(笑)
 
何重にもオーバーダビングされた音は明らかに作りこみすぎで
参加ミュージシャンも多すぎて、誰がどのパートなのかほとんど分かりません
また、長い年月かけてるだけあって(?)その時々のはやりの音が気まぐれ的
かつごった煮的に入り込んでいる何とも言えないとっちらかり感があります
そしてなによりも印象的なのが、がちっと枠にはめられたような妙な息苦しさ…
よく言えば異様な密度感…
 
リリース翌年の来日公演も観に行きましたが、やけに演奏のクオリティが高くて
ロック・コンサートというよりも、年季の入ったミュージカルのような印象でした…
一緒に観に行ったうちの奥さんは途中で飽きちゃったみたい^^; 長かったし…
 
そうか!そうだ!そういうことだったんだ!
アクセルが目指してるのはそういうことだったんだな!きっと!
そりゃオリジナル・メンバー集結を拒むわけだわな~…