ちゃーりーはかめのぶろぐ

人生はエビフライ♪

開放夏的暴力

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Liberty / Duran Duran (1990年)
 
1.Violence of Summer (Love's Taking Over) 2.Liberty 3.Hothead 4.Serious 
5.All Along the Water 6.My Antarctica 7.First Impression 8.Read My Lips
9.Can You Deal With It 10.Venice Drowning 11.Downtown
 
 
ニュー・ロマンティックというなんだかよく分からないムーブメントの第一人者として、1980年代半ばに人気の頂点に立ったデュンラン・デュラン。しかしながら、よくある話ではありますが、自分が実力者であると勘違いしてしまったギタリストの孫悟空觔斗雲に乗ってどこかへ飛び去り、ドラマーの子豚ちゃん2号も「もうポップ・スターはいやだ!」と言って農場へ逃げ帰ってしまったため、残された3人のメンバーは、「これ幸い!」と一流ミュージシャン達と交流を深めつつ、2枚のアルバムを制作しました。
 
その後ギターには巧者ウォーレン・ククルロ、ドラムには強者スターリング・キャンベルを正式メンバーとして迎えて作り上げた、気合の入ったアルバムがこの『リバティ』です。ところがどっこい、セールス的には惨敗、バンド史上最も売れなかったアルバムという汚点となってしまいました!

しかししかし、この作品、前作 『ビッグ・シング』(1988年)の流れを汲む濃いファンキーなノリと、前々作 『ノトーリアス』(1986年)のヨーロッパ的アンニュイさをうまくブレンドした、なかなかに良くできたポップ・アルバムなのですが、悪く言えば中途半端で、ファンからは受け入れられなかったのでしょう…。
でも、これがなければ、後の大ヒット作『デュラン・デュラン(ザ・ウェディング・アルバム)』 (1993年)も生まれなかったと思われます♪
 
 
 
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Simon Le Bon - Vocals
Nick Rhodes - Keyboards
John Taylor - Bass
Warren Cuccurullo - Guitar
Sterling Campbell - Drums