遅ればせながら『わたしを離さないで』
正直に告白すると、ノーベル賞受賞の報まで
カズオイシグロという人を知りませんでした!
あれ恥ずかしい…^^;
当然ながらこの作品のタイトルも
もちろん映画化されていることも知りませんでした…
というわけで、今更ながらですが、読んで観ました^^;
そもそも純血日本人の癖に日本語しゃべれないし
カズオイシグロとか気取ってんじゃねえよ!
なぁ~んて思ってたんですが
反省しました
日本人としての感性とイギリス人としての
人生が見事に融合した独特の感覚
すっかりファンになりました~^^;
映画の方も非常に出来が良い
キャスティングもナイス
など、俳優としては個人的には決して好きでない
というか嫌いなんだけど
本当に小説から抜け出してきたかのよう
さりげなく配された
アンドレア・ライズボロー、ドーナル・グリーソン、
大御所シャーロット・ランプリングらの起用も
手抜きをしてない感じがして好感
さて、ところで
カズオイシグロ氏はネタバレ全然OK!
というスタンスだそうですが
読んでから観るにしろ、観てから読むにしろ
前情報は極力排除して鑑賞すべし!
と私は強く思います
次は『日の名残り』いきます
幸い作品数は少ないので、小説も全部読むつもり
『わたしを離さないで』
(Never Let Me Go)2010年/イギリス