ちゃーりーはかめのぶろぐ

人生はエビフライ♪

郊外のブッダ



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Buddha of Suburbia / David Bowie (1993)


これは、唯一日本で未発売のボウイのオリジナル・スタジオ・アルバム
もともとはテレビドラマのサントラ用に作ったようで
ものすごい短期間で適当に(?)作ったらしい…

ボウイはこの時期、何をやってもうまくいかない最低迷期を
脱出しかけている頃で、例のティン・マシーンでダメさにとどめをさし
プロデューサーにナイル・ロジャース、ギターにかつての盟友
ミック・ロンソンをむかえた起死再生作である
『Black Tie White Noise』をリリースしたばかり

内容はといえば、ちょっと妙ちくりんなエレポップ
というかなんというか、イマイチつかみどころがないのだけれど
ブライアン・イーノがえらく気に入ったらしくて
次作『アウトサイド』ではプロディースを務めていますね

ちなみに、『アウトサイド』は相当な名盤と私は思っております
収録曲の「ハーツ・フィルシー・レッスン」は
映画『セブン』の挿入歌としても使われてましたね~

で、本作
確かにちゃんと聴いてみると、『アウトサイド』につながる
布石という感じがするするする!!
ボウイ自身も非常に重要なアルバムと認識していた様子
今改めて聴いてみれば、後のボウイの方向性を決定づけた!
という気がするのは不思議なもんであります…