ちゃーりーはかめのぶろぐ

人生はエビフライ♪

ワルノリ NO.1! 『マーズ・アタック』

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マーズ・アタック!
(Mars Attacks!)1996年・アメリ
 
監督:ティム・バートン 脚本:ジョナサン・ジェムズ 製作:ティム・バートン、ラリー・J・フランコ
音楽:ダニー・エルフマン 撮影:ピーター・サシツキー 編集:クリス・レベンゾン
パム・グリアー、リサ・マリー、シルヴィア・シドニー、ポール・ウィンフィールド、
バーベット・シュローダー、イェジー・スコリモフスキー
 
 
 
これは、ティム・バートンのワルノリが頂点に達した作品だと思います
いかにもちゃちな特撮はB級SF映画に対するオマージュとも
パロディーとも嘲りともいかようにもとれます
平和の使者だと言いながら地球人を殺しまくる火星人の凶悪さ
さんざ殺され破壊されても更に話し合いで解決しようとするアメリカ大統領
この構図は実はどっかで見たことあるような??
で、アホ臭いオチは『宇宙戦争』のパロディーね
 
やたらと豪華なキャスティングも一人一人眺めてみれば
全て何かのパロディーになっていたりして…
ロッド・スタイガーなんて思わず噴き出しちゃうしね
出演させてるのもいいセンスですね~
 
 
でもこのワルノリはちょっとアメリカ人のセンスとは違いますね
案の定アメリカでは全くウケずに酷評されました
ティム・バートンはこれに懲りて(?)
これ以降の作品ではかなり抑えをきかせて
アメリカで受け入れられやすいように
少し軌道修正しているように思うのは私だけでしょうか?
 
 
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映画のストーリーMovie Walkerより)
火星人大襲来!宇宙からの訪問者を歓迎すべきか、火星に追い返すべきか?世界は合衆国大統領デイル(ジャック・ニコルソン)の決断を固唾を飲んで見守っていた。宇宙生物学者のケスラー教授(ピアース・ブロスナン)、報道官のロス(マーティン・ショート)、タカ派のデッカー将軍(ロッド・スタイガー)、ハト派のケイシー将軍(ポール・ウィンフィールド)らと協議を重ねる大統領。その傍らには、ホワイトハウスの改装にしか興味のないファーストレディのマーシャ(グレン・クローズ)と、何事にも無関心な娘タフィ(ナタリー・ポートマン)がいる。一方、ラスベガスでは、火星人来訪を機にひと儲けしようとホテルを建設中の不動産王アート(ジャック・ニコルソン=二役)がいた。その妻でアル中のニューエイジのバーバラ(アネット・ベニング)は、火星人たちを地球に差し向けられた救世主と思い込み、一人で異種間の交流を図ろうとしていた。また、あるホテルのショーに出演中の元プロボクサーのバイロン(ジム・ブラウン)は、ワシントンにいる別れた妻ルイーズ(パム・グリアー)と子供たちと連絡を取ろうとしていた。ベガス中が火星人来訪の報に沸く中、平然たるのは勝負に賭けるギャンブラー(ダニー・デヴィート)と、今日もステージを続ける真のエンターティナー、トム・ジョーンズ(本人)だけだ。カンザス州の田舎町に、好戦的な父親グレンと血気盛んな兄ビリーとトレーラーハウスに住むリッチーは、耳の遠い祖母のことを気にかけている。テレビリポーターのナタリー(サラ・ジェシカ・パーカー)とその恋人でGNNの報道記者ジェイソン(マイケル・J・フォックス)は、火星人来訪のスクープをとろうと躍起。そして、ついにアリゾナ州の砂漠に火星人の宇宙船が着陸した。体長70センチ、脳髄が肥大化した頭部と骸骨のような顔に飛び出した目玉を持つ火星人たちは、狡猾で残忍な習性を剥き出しにして、友好の手を差し伸べる地球人たちを熱戦銃で殺戮し始めた。火星人の猛攻はとどまる所を知らず、被害は世界各地に広がり、人々は次々に殺されていく。ホワイトハウスにまで妖艶な美女に化けた火星のスパイ(リサ・マリー)が潜入し、大暴れする始末。人類の抵抗は無力で、核攻撃も全く効果がない。大統領は火星人の代表と講和を申し込み、感動的な演説で彼らの目にも涙を浮かべさせるが、結局、殺されてしまう。地球危うし。火星人の魔手がついにリッチーの祖母(シルヴィア・シドニー)にまで迫ったその時、彼女の聴いていたスリム・ホイットマンのレコードの歌声に火星人たちが激しく身悶えして苦しみだし、死んでしまった。火星人の弱点に気づいたリッチーの呼びかけで、レコードの音を大音声で宇宙船に浴びせると次々と墜落。各地で反旗が上がり、ついに火星人は撃退された。リッチーと祖母はタフィによって人類を救った功績で表彰され、トム・ジョーンズがヒット曲『よくあることサ』を熱唱して祝った。