マージン・コール
監督:J・C・チャンダー 脚本:J・C・チャンダー
製作:ロバート・オグデン・バーナム、マイケル・ベナローヤ、 ニール・ドッドソン、ジョー・ジェンクス、
コーリー・ムーサ、ザカリー・クイント
製作総指揮:ジョシュア・ブラム、マイケル・コルソ、カーク・ダミコ、カシアン・エルウィズ、
ローズ・ガングーザ、アンソニー・グダス、ランディ・マニス、ローラ・レスター
音楽:ネイサン・ラーソン 撮影:フランク・G・デマルコ 編集:ピート・ボドロー
出演:ケヴィン・スペイシー、ポール・ベタニー、ジェレミー・アイアンズ、ザカリー・クイント、
ペン・バッジリー、サイモン・ベイカー、メアリー・マクドネル、デミ・ムーア、スタンリー・トゥッチ
製作:ロバート・オグデン・バーナム、マイケル・ベナローヤ、 ニール・ドッドソン、ジョー・ジェンクス、
コーリー・ムーサ、ザカリー・クイント
製作総指揮:ジョシュア・ブラム、マイケル・コルソ、カーク・ダミコ、カシアン・エルウィズ、
ローズ・ガングーザ、アンソニー・グダス、ランディ・マニス、ローラ・レスター
音楽:ネイサン・ラーソン 撮影:フランク・G・デマルコ 編集:ピート・ボドロー
出演:ケヴィン・スペイシー、ポール・ベタニー、ジェレミー・アイアンズ、ザカリー・クイント、
ペン・バッジリー、サイモン・ベイカー、メアリー・マクドネル、デミ・ムーア、スタンリー・トゥッチ
サブプライムローンの焦げ付きに端を発した、いわゆるリーマン・ショックを題材にとった金融サスペンス(?)(金曜サスペンスではない…) バブルの真っ盛りには、どんなに慎重な自重論があっても黙殺され、勢いにのってイケイケで進んでしまい、後の後悔先に立たずの、あのなんとも言えない不思議な状況が実によく描かれています。
オープニングは、舞台となる投資会社(モデルは明らかにリーマンブラザーズ)で突如行われる大量リストラ、というショッキングなシーン。日本の企業では絶対にありえないような情け容赦ないぶった切りにはひたすら唖然としてしまいます。
拝金主義と歪んだ価値観をベースに、一体中身があるだかないだか分からないのに、一種独特のおごそかな雰囲気さえも漂うこの業界の貪欲で残酷な闇を鋭く描写する演出と映像表現には脱帽であります。日本では劇場未公開。