ちゃーりーはかめのぶろぐ

人生はエビフライ♪

『猿の惑星』 ~ 『惑星ソラリス』

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DVDムックっていうんですかね?こういうの
毎号ジャンル別の特集記事にDVDが2枚ずつついているっていう構成で
この頃はまだDVD3枚2980円とかなかったんで、喜んで買ってました
ただ、ほとんどのDVDはリマスターやらなんやらで
後日単独で揃えたので、実際にはあまり観てないのですが
 
で、この巻はSF映画特集で、おまけのDVDは
猿の惑星』と『惑星ソラリス
まぁ確かに2本ともSF金字塔的代表作ではありますが
この組み合わせってやっぱおかしいよなぁ…
 
 
 
 
 
 
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(Planet of the Apes)1968年・アメリ
監督:フランクリン・J・シャフナー 脚本:マイケル・ウィルソン、ロッド・サーリング
原作:ピエール・ブール 製作:アーサー・P・ジェイコブス 音楽:ジェリー・ゴールドスミス
撮影:レオン・シャムロイ 編集:ヒュー・S・ファウラー
出演:チャールトン・ヘストンロディ・マクドウォール、キム・ハンター、モーリス・エヴァンス
ジェームズ・ホイットモア、ジェームズ・デイリー、リンダ・ハリソン
 
 
 
 
私の母親は実はとても恐ろしい人であります
何故かと言えば…
私がこの映画初めて観たのは小学校のときにテレビでだったのですが
私はものすごく楽しみにしていて、夕御飯もさっさと食べて
翌日の学校の支度もすっかり済ませて万全の体制で臨んだわけです
映画番組の最初の解説も終わり、わくわくわくわくしているところへ
なんと、隣に座っていた母が、突如べらべらと「オチ」を喋り出したのです!!
母は『猿の惑星』が大好きで、前から面白い面白いとしきりに言ってまして
それもあってか、私も非常に楽しみにしていたわけですが
それまでほとんどストーリーについては語らなかったにもかかわらず
何故このタイミングで!!?? よりによって「オチ」を!!??
私が唖然としたのは言うまでもありません…
 
今でこそこの映画のオチなんて語り尽くされて誰でも知ってるけど
その頃の私にとっては超ぶっとびのスーパーびっくりオチだったんですよ!
というわけで、私は『猿の惑星』のオチに心からぶっ飛べなかった
かわいそうなかわいそうな子供だったのであります…
 
ところで、この場合「Ape」って日本語に訳しにくいですよね…
猿の惑星って苦肉の邦題だったんだと思います
でもイギリスでの小説のタイトルは『Monkey Planet』…
 
 
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惑星ソラリス
(Солярис、Solaris)1972年・ソ連
 
監督:アンドレイ・タルコフスキー 原作:スタニスワフ・レム
脚本:アンドレイ・タルコフスキー、フリードリッヒ・ガレンシュテイン
音楽:エドゥアルド・アルテミエフ 撮影:ワジーム・ユーソフ
出演:ナタリア・ボンダルチュク、ドナタス・バニオニス、ウラジスラフ・ドヴォルジェツキー、
アナトーリー・ソロニーツィン、ソス・サルキシャン、ユーリー・ヤルヴェト、
ニコライ・グリニコ、タマーラ・オゴロドニコヴァ、オーリガ・キズィローヴァ
 

 
 
何度観ても不思議な映画です
ほんと言うとあんまり好きではない。ながいし…
あの延々と続く首都高のシーンはあまりにも異様だし 
でも癖になる。やっぱり不思議な映画です

稚拙な映像ながらもあのソラリスの海のイメージはあまりにも素晴らしい
知性と言うテーマに対する非常に適切な表現がされている
ラストのくらくらっとくるあの感覚は他に比較するものがない
そしてハリー役のナタリア・ボンダルチュクがとても素敵です
難しい役どころをうまく演じているし、魅力的だし…
  

残念なのは、クリス役のドナタス・バニオニスがいまいちなこと
演技は大変良いです。複雑な愛情の表現などは逸品なのですが
あのぷよぷよした感じのボディーがどうしてもいただけない
そこだけ2003年のリメイクのジョージ・クルーニーと差し替えてもいいかも…
なんて…
 
 
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