ちゃーりーはかめのぶろぐ

人生はエビフライ♪

あこがれ

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あこがれ
(Les Mistons)1960年/1958年・フランス
脚本:フランソワ・トリュフォー 原作:モーリス・ポンズ 製作:ロベール・ラシュネー
音楽:モーリス・ル・ルー 撮影:ジャン・マリージュ 編集:セシル・ドキュジス
出演:ベルナデット・ラフォン、ジェラール・ブラン、アラン・バルディ、ロベール・ビュル、
アンリ・ドマエグト、ディミトリ・モレッティ、ダニエル・リコー、ミシェル・フランソワ
ナレーター:ミシェル・フランソワ
 
 

 
本作は(自主制作を除けば)トリュフォーの処女作で、現行のものはどうなっているかは分かりませんが 『大人は判ってくれない』(1959年)のDVDのおまけ映像として収録されています。
 
トリュフォーの残酷な感性は既に全面的に開花しておりますし、映像のみずみずしさは大変素晴らしく、モノクロであるにもかかわらずまばゆい光を感じることが出来ます。主人公のベルナデットが裸足でスカートの裾を気にしながら自転車をこぐ映像などは本当に息を呑むほどの美しさです。
 
主演のベルナデット・ラフォンとジェラール・ブランは本作製作当時本当の夫婦だったそうで、トリュフォーの嫌な野郎ぶりもいかんなく(?)発揮されていますね(笑)。ちなみに二人はこの後離婚したそうで………。ああやだやだ…。
 
 
 
しっかし、ヨーロッパのガキってのは悪いよな~^^;
 
 
 
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映画のストーリー(結末の記載を含むものもあります。)(Movie Walker より)
ある夏の暑い日、5人の子ども達がジェラールとベルナデットという一組のカップルをのぞき見ていた。彼らが行くところには5人はどこへでもついて行き、デートの邪魔をした。ジェラールがいなくなった時には、ジェラールの名前を使ってベルナデットにいたずらのハガキを送った。しかしジェラールは山の事故で亡くなってしまい、一人悲しみに暮れる喪服姿のベルナデットを子ども達はただ見送ることしかできなかった。